ご両親が直接入学試験に関わることができるのは、この面接と願書の記入だけ、ということになります。
お子様が入学試験で頑張っても、この面接で失敗してしまっては志望小学校に入学することは不可、ということになります。
その小学校を志望する熱意を直接伝える機会が面接ですので、常に面接官になったつもりで考えるようにすると良いと思います。
また、どんなに良いことを言っていたとしても、面接官にその内容が伝わらなければ結局意味がないんですよね。
わかりやすく伝わるように、ご家庭でも何度か練習をしておくことが重要です。
面接を苦手とする保護者の方は多いようですが、苦手意識をもって面接に臨んでしまうと、良い面接をする事は不可能です。
せっかくの機会なのですから、「直接お話できる機会を与えていただいて嬉しい」という方向に気持ちを切り替えてみて臨んでみると良いと思いますよ。
そうすることで、質問に対する考え方や答えが自然と良い方向に変わり、表情にも余裕が生まれますので面接官の印象もかなり良くなります。
また、面接はあらかじめ提出されている願書などを資料にして行われます。
そのため、願書を提出する時から面接は始まっていると言ってもいいと思いますよ。
願書に書かれていることと、質問に対する答えに相違の内容にしましょう。
服装に関しては、清楚かつ上品な服装が好ましいですが、あまり華美にならないように気をつけてくださいね。
・お父様
スーツであることはもちろんですが、色は紺系などのダーク色が好ましいみたいです。
また、当日雨が降った場合に、濡れた箇所が目立たないような色のものを選ぶようにしましょう。
ワイシャツは白にして、ネクタイは派手でない色にし、全体的に控えめな印象を心がけてくださいね。
・お母様
紺などの控えめな色で、ワンピースのアンサンブルにすることが多いみたいですね。
アクセサリーや香水はなるべく控えめにして華美にならないように気をつけてくださいね。
・お子様
男の子はジャケット・ポロシャツ・半ズボン・白い靴下・黒い靴
女の子はボレロ・スカート・白いブラウス・白い靴下・黒い靴などが一般的です。
男の子、女の子ともに色は紺系が良いらしいです。
入学試験は冬に行われますが、大抵の試験会場では暖房設備があることを考慮にいれておいてください。
面接の内容としては、志望理由やお子様の幼稚園・ご家庭での様子、お父様の職業、子供との接し方などを問われるようですね。
答える時は、長すぎないようにわかりやすく、相手の目を見て答えるようにしてください。
願書に記入したことをそのまま答えないようにして下さい。
あらかじめ予想される質問を想定して、事前に演習しておく事が肝心です。